パソコンでマイクラを遊ぶには？ハードとソフトにかかる値段と選び方

こんにちは、家電ソーサ運営者のリンリンです。パソコンでマインクラフトを始めたいけれど、どれくらいの値段のパソコンを買えばいいのか分からない、と迷っていませんか。

パソコンでマイクラの値段感覚が分からないまま買うと、「思ったより動きがカクカク」「安いモデルにしたら性能が足りなかった」なんてことになりがちなんですよね。

とくに、パソコンでマイクラを安い予算で始めたい人や、子どものために小学生向けのパソコンマイクラ環境を用意したい親御さんは、「どこまでお金をかけるべきか」が一番気になるポイントかなと思います。

ネットで調べると、ゲーミングPC推しの記事もあれば、ノートパソコンで十分という意見もあって、余計に迷ってしまいますよね。

さらにややこしいのが、Java版と統合版で必要なパソコンの負荷が違ったり、安いパソコンでも設定次第で遊べたりと、「正解が一つじゃない」というところです。お店に行って店員さんの話を聞いても、専門用語が多くて「結局どれを選べばいいの？」とモヤモヤするケースも多いはずです。

そこで今回は、パソコンでマイクラを遊ぶときの値段相場とあわせて、必要スペックや推奨スペックの考え方、安いモデルとゲーミングPCの違い、さらに10万円前後で買えるおすすめの狙い目ゾーンまで、まとめて整理していきます。

また、ノートパソコンとデスクトップのどちらが向いているか、中古パソコンを選ぶのはアリかナシか、といった実際によく聞かれるポイントも、私の視点で正直にお話ししていきます。

この記事を読めば、「自分や家族にはどんなパソコンが合うのか」「パソコンでマイクラの値段はどれくらい見ておけばいいのか」がスッキリ整理できるはずです。予算を抑えつつも後悔しにくいパソコン選びのコツを、一緒に確認していきましょう。

パソコンでマイクラを遊ぶためにかかる値段の目安

ここでは、パソコンでマイクラを遊ぶときに、まず押さえておきたい値段の目安や、どのくらいの性能があれば快適に遊べるのかを整理していきます。

エントリー向けの安いモデルから、しっかり遊べる中堅クラス、さらにはハイエンドまで、ざっくりした全体像をつかむところから始めましょう。「自分はどのランクを狙えばいいか」の目安が見えてくると、その後の機種選びが一気に楽になりますよ。

安いパソコンでマイクラを始めたい！何万円から？

「できれば安いパソコンでマイクラを始めたい」という相談は本当に多いです。体感として、マイクラだけを最低限の設定で遊ぶなら、新品で5〜8万円前後のパソコンでもなんとか遊べるラインには乗ります。いわゆるエントリークラスのノートパソコンや、グラボなしのスリムデスクトップですね。「まずは試しにやってみたい」「子どもがハマるか分からないから、いきなり高いのはちょっと…」というケースでは、この価格帯から検討する人が多い印象です。

このクラスは、CPUがCore i3やRyzen 3、メモリが8GB、ストレージはSSD 256GB前後という構成が多く、統合版や軽めのJava版なら設定を落とせばプレイ可能です。

ただ、描画距離を伸ばしたり、大きなワールドやMOD環境で遊ぶには正直パワー不足になりがちです。村や建築物が増えてくると「最初は快適だったのに、だんだん重くなってきた…」という声をよく聞きます。

もう一つ意識しておきたいのが、CPUの世代とメモリ容量です。同じCore i3でも古い世代だと、最新のWindowsアップデートが重く感じやすかったり、バックグラウンドで動くソフトが増えるにつれてガクッと動作が重くなることがあります。

メモリ4GBのモデルもまだ一部残っていますが、Windows自体がかなりメモリを使うので、マイクラを起動しただけで余力がほぼゼロ…ということも珍しくありません。

安いパソコンでマイクラを遊ぶ場合は、グラフィック設定を「低〜中」くらいまで下げる前提で考えておくとギャップが少ないです。「最高設定でサクサク遊びたい」というイメージを持っているなら、ワンランク上の価格帯を検討した方が安心です。

また、5万円ギリギリを狙うより、6〜7万円台でメモリ8GB＆SSD搭載のモデルを選ぶだけでも、体感はかなり変わりますよ。

エントリークラスを選ぶなら、「マイクラのグラフィックはそこまでこだわらない」「とりあえず動いてくれればOK」という割り切りが大事です。

逆に言えば、そこを割り切れるのであれば、安いパソコンでも十分マイクラの世界を楽しめるとも言えます。あなたがどこまで快適さを求めるかで、ここが「妥協ライン」になるか「ちょうどいいライン」になるかが変わってきます。

パソコンでマイクラを遊ぶための値段相場と目安

実際に、パソコンでマイクラを遊ぶときの値段相場を、ざっくりとしたクラス別にまとめてみます。これはあくまで一般的な目安ですが、「どのくらいの予算を見ておけばいいか」を決めるときのスタートラインとして役立つはずです。ここから、あなたの遊び方に合わせて微調整していくイメージですね。

クラス	想定価格帯	マイクラの遊び方イメージ
エントリー	約5〜8万円	統合版や軽めのJava版を低〜中設定でプレイ
ミドル	約8〜12万円	Java版を中〜高設定で快適プレイ、軽いMODもOK
ハイエンド	約15〜20万円前後	影MODや高解像度テクスチャ、配信・録画も快適
超ハイエンド	20万円以上	最新3Dゲームも含めて何でもこなしたい人向け

8〜12万円のミドルクラスは、値段と性能のバランスがもっとも良いゾーンです。
「マイクラが快適に動いて、普段使いにも長く使えるPCが欲しい」という人は、この価格帯を選べばまず失敗しません。

一番コスパがいいのは、だいたい8〜12万円くらいのミドルクラスです。このあたりになると、Core i5やRyzen 5クラスのCPUに加えて、GeForce GTX 1650やRTX 3050などのエントリーゲーミングGPUを積んだモデルも選べるようになり、マイクラだけでなくほかのPCゲームや動画編集も視野に入ってきます。

「ゲームも普段使いも一台で済ませたい」というニーズにちょうどハマりやすいゾーンですね。

一方で、15万円以上のハイエンドクラスは、影MODや高解像度テクスチャを入れてもガンガン動かしたい人向けです。ここまでくると、マイクラに関しては「性能不足で困る」という場面はほぼなくなりますが、予算との相談になるので、あなたがどこまでこだわるか次第になります。

ここで挙げている値段は、セールや為替、モデルチェンジなどで動きやすい「おおよその相場」です。正確な価格は、必ず販売サイトや公式ストアで最新情報をチェックしてくださいね。同じモデル名でもタイミングによって数万円変わることもあるので、「今いくらくらいなのか」はその都度確認するのがおすすめです。

必要スペックと推奨スペック解説

次に、「パソコンでマイクラ必要スペック」と「パソコンでマイクラ推奨スペック」の違いを整理しておきます。この2つをきちんと分けて考えると、買ったあとに「思ったより重い…」という失敗を減らしやすくなります。スペック表を見るときの物差しになるので、ここはじっくり押さえておきましょう。

最低限の必要スペックのイメージ

必要スペックは、「とりあえずゲームが起動して、設定を落とせば遊べる」レベルです。イメージとしては以下の通りです。

• CPU：Intel Core i3クラス or Ryzen 3クラス
• メモリ：4〜8GB
• グラフィックス：CPU内蔵（Intel UHDなど）
• ストレージ：SSD 128〜256GB

このスペックでも、統合版や軽いJava版なら遊べますが、描画距離を伸ばす、大きなワールドを作る、同時に別アプリを開くといったシーンではカクつきやすくなります。

快適さよりも「動けばOK」という割り切りに近いですね。サバイバルでのんびり遊ぶだけならギリギリ大丈夫でも、マルチプレイでワイワイやりたい場合には心許なく感じるかもしれません。

快適に遊ぶための推奨スペック

一方、推奨スペックは「カクつきが少なく、長く遊んでもストレスを感じにくい」ラインです。私がマイクラ用におすすめしている目安はこんな感じです。

• CPU：Intel Core i5 / Ryzen 5 以上
• メモリ：8GB以上（できれば16GB）
• グラフィックス：GeForce GTX 1650 以上 or 同等クラス
• ストレージ：SSD 256GB〜512GB程度

「マイクラだけだから安くていいや」と思っていても、実際にはブラウザや動画サイトを開きながら遊ぶ人がほとんどです。その意味でも、メモリ8GB・SSD・Core i5クラスは、今のところ「最低限快適に使える標準ライン」と考えておくのがいいかなと思います。

将来的にアップデートで必要スペックが上がっても、このあたりの構成ならある程度余裕を持って対応できます。

公式情報ベースでチェックしたい人は、Minecraft公式ヘルプに掲載されているJava版のシステム要件も参考になります。「System Requirements for Minecraft: Java Edition」というページで、最低環境と推奨環境の目安が公開されています（出典：Minecraft公式ヘルプ「System Requirements for Minecraft: Java Edition」）。

メモリ容量についてもっと深掘りしたい場合は、ノートPCのメモリ選びに絞った記事ノートパソコンのメモリは16GBもいらない？無駄な場合と必要な場合も役立ちます。マイクラ以外の用途も含めて、「8GBで足りるのか」「最初から16GBにしておくべきか」判断しやすくなりますよ。

なお、これらのスペックはあくまで一般的な目安です。プレイするバージョンやワールドの規模、導入するMODの種類によって負荷は変わるので、最終的には「ちょっと余裕を持ったスペックを選ぶ」という考え方が失敗しにくいです。

ノートパソコンでマイクラは快適に遊べる？

「デスクトップは場所を取るから、できればノートパソコンでマイクラを遊びたい」という声も多いです。結論からいうと、ノートパソコンでもマイクラは十分快適に遊べます。

実際、私の周りの小学生〜中学生も、学校や自宅のノートPCでマイクラを楽しんでいますし、打ち合わせの合間にノートで軽く遊んでいる社会人もわりといます。

ただし、ノートパソコンでマイクラを遊ぶときは、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。

• 長時間プレイで本体が熱くなりやすい（冷却が重要）
• 後からパーツ交換しづらいので、購入時のスペック選びが大事
• 画面サイズが13〜15インチだと、UIの見やすさに差が出る
• ACアダプタ接続前提でのパフォーマンス設計のモデルが多い

とくに気をつけたいのが熱問題です。マイクラはCPUとGPUへの負荷がじわじわかかるゲームなので、ノートパソコンだと内部温度が上がりやすく、結果的にパフォーマンスが落ちることがあります。

冷却台を使ったり、風通しのいい場所に置いたり、こまめに埃を掃除してあげると長持ちしやすいですよ。また、バッテリー駆動だと性能が制限される機種も多いので、基本は電源につないでプレイするのがおすすめです。

画面サイズについては、13インチクラスだとコンパクトで持ち運びには最高ですが、細かい文字やUIが小さく感じられることもあります。

15.6インチ前後のノートだと、マイクラの画面をある程度大きく表示できるので、視認性はかなり楽になります。ご自宅の机のスペースや、子どもの視力なども考えながら決めてあげると良いですね。

ノートパソコンでマイクラを快適に遊びたいなら、CPUはCore i5以上・メモリ8GB以上・できればSSD 256GB以上を一つの基準にすると、体感的なストレスがグッと減ります。ここを満たしていれば、統合版はもちろん、Java版も設定を調整しつつ十分楽しめるはずです。

持ち運びのしやすさを重視するなら、軽めのノートパソコンでマイクラを遊ぶのは大いにアリです。その代わり、CPU・メモリ・ストレージだけはケチらずに選ぶ、というバランス感が大事ですね。

小学生向けのパソコンでマイクラを遊ぶための予算

「小学生にパソコンでマイクラを遊ばせたいけど、どれくらいの予算で考えればいい？」という質問もよくいただきます。ここは、勉強や調べものにも使う前提で考えてあげるのがポイントです。

ただ遊ぶだけでなく、プログラミング学習やオンライン授業、調べ学習にも使うようになることを想定しておくと、あとで「スペックが足りない…」となりにくくなります。

私のおすすめは、小学生向けなら8〜10万円前後のパソコンを目安にすること。このあたりの価格帯なら、Core i5クラス・メモリ8GB・SSD 256GB以上といったスペックを満たしやすく、マイクラはもちろん、学校のオンライン学習やプログラミング学習にも十分耐えられます。

ZoomやTeamsなどのオンライン会議ツールを使いながら、ブラウザで調べものをして、マイクラ教育版などを動かしても、極端なストレスは出にくい構成です。

「最初だからとりあえず安いパソコンで…」と5万円以下を狙うと、数年後に買い替えになりやすく、トータルで損をしてしまうケースも見てきました。成長に合わせて長く使えることを考えると、最初からある程度のスペックにしておいた方が結果的にコスパがよくなることが多いです。

特に、中学・高校まで見据えるなら、最初から少し余裕を持ったマシンにしておいた方が安心ですよ。

また、小学生の場合はキーボードの打ちやすさや画面サイズも大事です。フルサイズキーボード付きの15.6インチノートパソコンでマイクラを遊ぶと、見やすさと操作のしやすさのバランスがちょうどいいかなと感じています。

日本語入力の切り替えやショートカットも使えるようになると、勉強にもプラスになりますし、「パソコン嫌い」になりにくいです。

親御さん目線で言うと、「壊したときのリスク」も気になるところだと思いますが、最近のノートPCは以前より頑丈になってきています。それでも、水こぼしや落下は避けたいので、専用ケースや保護フィルムを用意してあげると安心感が増します。

こういった周辺アクセサリも含めて、トータルで10万円ちょっとくらいのイメージで見ておくと、現実的なラインかなと感じています。

パソコンでマイクラを遊ぶための値段別の選び方

ここからは、具体的にどのようにパソコンを選べばいいか、値段別・タイプ別に解説していきます。ゲーミングPCにするか、普通のノートPCにするか、中古を選ぶかなど、予算とやりたいことに合わせた現実的な選択肢を整理していきましょう。

「この条件ならこっち」「こういう遊び方をしたいなら、もう少し頑張って上のクラス」といった判断軸を持っておくと、家電量販店や通販サイトを見ても迷いにくくなります。

ゲーミングPCと普通のPCの違い

まず気になるのが、「ゲーミングPCじゃないとマイクラは快適に遊べないの？」という点だと思います。結論からいうと、マイクラだけなら必ずしもゲーミングPCが必須というわけではありません。ただ、やりたいことによって向き・不向きがはっきり分かれます。

ゲーミングPCが得意なこと

• 影MODや高解像度テクスチャで、マイクラの世界を超きれいに表示できる
• フレームレートが安定しやすく、ヌルヌル動く
• ほかの3Dゲームや動画編集、配信もこなせる
• 将来の大型アップデートや新作ゲームにも対応しやすい

普通のPC（一般向けノート・デスクトップ）が得意なこと

• 価格が比較的安いので導入しやすい
• 日常的な作業（ネット・Office・学習用途）とのバランスが良い
• 消費電力や騒音がゲーミングPCより控えめなことが多い
• デザインがシンプルで部屋になじみやすい

「とりあえずマイクラを普通に遊びたい」ならミドルクラスの普通PCでOK、「影MODや他のゲームもガッツリやりたい」ならゲーミングPC、と考えるとシンプルです。パソコンでマイクラの値段だけでなく、その後の使い方もイメージして選ぶと失敗が少なくなります。

例えば、「子どもはマイクラがメインで、親は写真整理や家計簿に使う」といった場合は、ミドルクラスの普通PCの方が全体として使い勝手が良かったりします。

また、ゲーミングPCは見た目が派手なモデルも多く、RGBライティングが光りまくるタイプもあります。こういったデザインが好きならテンションは上がりますが、リビングに置くには少し主張が強いと感じる人もいるはずです。そのあたりの「見た目の好み」も含めて、あなたの生活スタイルに合うかどうかをチェックしてみてください。

より本格的にマイクラ環境を作り込みたい人は、家電ソーサのパソコン・モバイルカテゴリを眺めておくと、自分に合う方向性が見えやすくなると思います。CPUやGPUごとの性能差をざっくりつかんでおくだけでも、「このスペックなら自分のやりたいことはいけそうだな」と判断しやすくなりますよ。

中古パソコンでマイクラを遊ぶのはありか

予算を抑えるために「中古パソコンでマイクラを遊ぶのはどう？」と聞かれることも多いです。正直なところ、中古パソコンでもスペックさえ合っていればマイクラは十分遊べます。ただし、新品とは違う「中古ならではの注意点」がいくつかあります。

• バッテリーが劣化していて、ノートだと持ちが悪いケースが多い
• 保証期間が短い、もしくはほとんどない場合もある
• CPU世代が古いと、最新OSやアップデートで重くなりやすい
• 見えない内部の傷や故障リスクを完全には読み切れない

中古パソコンを選ぶときは、「どこで買うか」と「保証内容」がすごく重要です。フリマアプリなどの個人売買は価格が安くても、初心者にはリスクが高め。

ショップ保証付きの中古専門店や、法人リースアップ品を扱うお店を選ぶ方が安全度は高いです。保証が数ヶ月〜1年ついているだけでも、万が一のときの安心感が全然違います。

スペック面では、できれば第8世代以降のCore i5クラス、メモリ8GB以上、SSD搭載モデルを狙いたいところです。HDDのみの古いモデルは、起動やロードの遅さだけでかなりストレスを感じやすいので、マイクラ用としてはあまりおすすめしません。

もしHDDモデルを安く手に入れた場合でも、あとからSSDに換装する前提で考えておくと良いです。

中古選びのポイントについては、家電ソーサでも中古パソコンを買うならどこ？品質で選ぶ後悔しない一台という記事で詳しく解説しています。マイクラ用に中古を検討している人は、一度目を通しておくと、「このお店は安心できそうか」「このスペックなら長く使えそうか」といった判断がしやすくなると思います。

中古パソコンは、うまく選べば新品よりかなり安く、同じスペック帯のマシンを手に入れられるのが魅力です。ただし、あくまで「機械もの」であることに変わりはないので、リスクを理解したうえで選ぶことが大事です。あなたがPCトラブルにどこまで対応できそうかも含めて、冷静に検討してみてください。

10万円前後で買えるおすすめPC

現実的な予算として一番相談が多いのが、「パソコンでマイクラを遊ぶなら10万円前後のおすすめってある？」というラインです。この価格帯は、安すぎず高すぎず、コスパ重視で選びやすいゾーンですね。ここでしっかり選んでおくと、マイクラはもちろん、数年先までいろいろな用途に使いやすい一台になってくれます。

10万円前後で狙いたいスペック

• CPU：Core i5 / Ryzen 5 以上
• メモリ：8〜16GB
• ストレージ：SSD 512GB前後
• GPU：内蔵でもOKだが、可能ならGTX 1650クラス以上

この条件を満たす10万円前後のノートPCなら、【富士通 FMV Lite WA1/J2】あたりがちょうど狙い目です。

この条件を満たしたノートパソコンやスリムデスクトップなら、パソコンでマイクラの値段と快適さのバランスがかなり良くなります。

もしセールなどで少し安くなっているゲーミングノートを拾えれば、影MODなども視野に入ってきます。「影まではまだいいけど、将来やりたくなるかも」という人には、GTX 1650〜RTX 3050あたりのGPUがちょうど良い落としどころです。

10万円前後のラインは、「マイクラ以外のゲームにも手を出すかも」「子どもと一緒に長く使いたい」という人にもおすすめです。多少余裕を持ったスペックにしておくと、数年後に「やっぱりもっと良いのがよかった…」と感じにくくなります。

逆に、「絶対にマイクラにしか使わない！」と割り切れるなら、もう一段予算を下げるという選択肢もありますが、現実的には動画サイトや学習用途にも使うことが多いので、ここはケチりすぎない方が安心かなと感じています。

また、この価格帯ならディスプレイ品質やキーボードの打鍵感にもある程度こだわり始めることができます。IPSパネルのフルHDディスプレイであれば、マイクラのブロックや文字もくっきり見やすく、長時間プレイでも目の疲れが軽くなりやすいです。

こういった「スペック表に出にくい快適さ」も、10万円クラスのメリットだと思っています。

なお、メーカーやモデルごとの細かい違いについては、Lenovoの評判や各社ノートPCの特徴をまとめた記事もサイト内にあります。ブランドで迷っているときは、それぞれの得意分野を知ってから選ぶと、納得感の高い1台に出会いやすくなりますよ。

パソコンでマイクラを始めた初心者のよくある質問

最後に、パソコンでマイクラを始めたい初心者の方から、よくいただく質問をまとめておきます。パソコンマイクラの値段やスペックで迷ったときの、ちょっとした道しるべになればうれしいです。「これって自分だけの疑問かな？」と思うようなことも、意外とみんな同じところでつまずいていたりします。

Q. まずはどのエディションを買えばいい？

A. 迷ったら、Java版と統合版がセットになった「Java & Bedrock Edition」を選ぶのがおすすめです。1つのライセンスで両方試せるので、「あとからやっぱり別の方も遊びたい」となったときに買い直しになりません。マルチプレイをしたい友達の環境に合わせて使い分けられるのも大きなメリットです。

Q. パソコンでマイクラを遊ぶ場合、PCの値段とゲームソフト代、どっちを重視すべき？

A. ゲームソフト代は数千円台でそこまで大きな差が出ませんが、パソコン本体は数万円単位で快適さが変わります。予算が限られている場合でも、ソフトよりまずPCスペック側に重きを置いた方が、満足度は高くなりやすいです。

極端な話、ゲームソフトは一度買えば同じですが、PC性能は毎日の体験に直結するので、「少し良いPCを買って長く使う」という考え方がおすすめです。

Q. 安いノートパソコンでマイクラ配信はできる？

A. 5〜8万円クラスの安いノートだと、プレイ自体はできても配信まで同時にこなすのはかなり厳しいです。マイクラ＋配信ソフト＋ブラウザ…と複数アプリを同時に動かすと、CPUもメモリも一気に限界まで使われてしまいます。

配信も視野に入れるなら、ゲーミングPCクラス（15万円前後〜）を検討した方が現実的です。どうしても現行マシンで試したい場合は、画質や解像度をかなり落とす覚悟が必要になります。

Q. 中古より新品を選ぶべき？

A. 「トラブル対応が不安」「詳しい人が近くにいない」なら、新品をおすすめします。新品ならメーカー保証も付いているので、初期不良や故障時の相談先がはっきりしています。

中古を選ぶ場合は、さきほど紹介したように保証付きのショップを選びつつ、スペックとバッテリー状態をしっかり確認したいところです。中古ノートのリスクや安全な選び方は、ノートパソコンの中古品は本当にやめとけ？メリットとリスクでも詳しく解説しています。

Q. 今あるパソコンでマイクラが動くか確認する方法は？

A. すでに持っているパソコンがあるなら、まずはスペック（CPU・メモリ・ストレージ・グラフィックス）を確認してみましょう。Windowsなら設定の「バージョン情報」や「デバイスの仕様」から、Macなら「このMacについて」からチェックできます。

そのうえで、マイクラ公式の必要スペックと比べてみたり、ベンチマークサイトで似たスペックのスコアを調べてみると、おおよその目安がつかめます。家電ソーサのパソコンベンチマーク測定サイトで性能を数値化するメリットも、性能チェックの参考になるはずです。

パソコンでマイクラを遊ぶには？値段と選び方のまとめ

ここまで、パソコンマイクラの値段相場から、必要スペック・推奨スペック、ノートパソコンやゲーミングPC、中古という選択肢まで、一気に駆け足で見てきました。改めてまとめると、「マイクラをストレスなく楽しみたいなら、予算8〜12万円前後のミドルクラスPCがもっともバランスが良い」というのが私の結論です。

もちろん、5〜6万円台の安いパソコンでも、設定を調整すれば遊ぶこと自体はできますし、逆に15万円以上のハイスペックゲーミングPCなら、影MODや配信までゴリゴリこなせます。

ただ、「自分や家族がどんな遊び方をするのか」「あと何年くらい同じPCを使いたいのか」をイメージしながら、パソコンでマイクラの値段とスペックのバランスを取ってあげるのが一番大事かなと思います。

本記事で紹介した価格やスペックの目安は、あくまで一般的な水準に基づくものです。実際の販売価格やキャンペーン、在庫状況によって条件は大きく変わるため、購入前には必ず各メーカーや販売店、公式サイトの最新情報を確認してください。

また、電気代やネット回線の料金も含めてトータルコストは家庭ごとに違いますので、無理のない範囲で計画的に検討していきましょう。正確な情報は公式サイトをご確認いただき、最終的な判断は家電量販店やPC専門店などの専門家にご相談ください。

パソコンマイクラ値段の世界は、一見むずかしく見えますが、ポイントさえ押さえればそこまで複雑ではありません。この記事が、あなたやご家族にぴったりな一台を選ぶ手助けになればうれしいです。楽しいマイクラライフを、パソコンの世界でも満喫していきましょう。

いろいろ紹介してきましたが、「最終的にどれを選べばいいか分からない…」という人は、下のモデルを選べばほぼ失敗しません。

マイクラJava版・影MOD・他ゲームまで長く遊べる、バランスの良い1台です。