
毎日の料理をもっと手軽に、もっと美味しくしたいと考えたとき、多くの方がフードプロセッサーの導入を検討します。
中でも、モーターメーカーならではの高い技術力で人気の「山本電気」の製品は、常に注目を集める存在です。
しかし、いざ選ぼうとすると「YE-MM41とMM56の違いは何だろう?」という疑問に突き当たる方が多いのではないでしょうか。
そもそも、ミキサーとフードプロセッサーはどっちがいい?何がいい?という基本的な違いから、料理のプロである道場六三郎氏が監修したモデルの存在、実際の口コミや特徴、そして概要まで、知りたいことは尽きません。
この記事では、山本電気のフードプロセッサーに関する違いを、初心者の方にも分かりやすく徹底的に解説します。
具体的には、主力モデルであるMM41の性能詳細、パンこねやスムージーといった多彩なレシピへの対応力、さらにはオプションパーツで千切りが可能かどうか、そして山本電気のフードプロセッサーにはどんな付属品がありますか?といった細かな疑問にも、一つひとつ丁寧にお答えしていきます。
加えて、注目の最新モデル「Master Cut+」の情報も網羅し、あなたのライフスタイルや料理のスタイルに本当に合った、最適な一台を見つけるためのお手伝いをします。
◎この記事で分かること
- YE-MM41とMB-MM56の具体的な違いが分かる
- 各モデルの機能や付属品、口コミを把握できる
- パンこねやスムージーなど調理の幅が広がる
- 最新モデルを含めた最適な選び方が見つかる
山本電気フードプロセッサー製品の基本的な違い

ミキサーとフードプロセッサーはどっちがいい?何がいい?
調理家電を選ぶ際、多くの方がフードプロセッサーとミキサー(ブレンダーとも呼ばれます)の違いで悩まれます。
どちらも食材を刃で細かくする点は共通していますが、その目的と得意な調理が全く異なります。
適切な製品を選ぶためには、まずこの根本的な違いを理解することが重要です。
まず結論から言うと、毎朝のジュースやスムージー、赤ちゃんの離乳食や介護食、なめらかなポタージュ作りが主な目的ならミキサーが、ハンバーグや餃子のタネ作り、野菜のみじん切りといった日々の料理の下ごしらえを劇的に効率化したいならフードプロセッサーが適しています。
ミキサーの役割は、容器に入れた食材を水分と一緒に高速で攪拌し、繊維質を断ち切って滑らかな液体状(ジュースやペースト)にすることです。
一方、フードプロセッサーは水分を必ずしも必要とせず、固形の食材を「刻む」「混ぜる」「する」「こねる」といった多彩な作業を得意とします。
時間のかかる玉ねぎのみじん切り、手間のかかる肉のミンチ、魚のすり身作りといった作業は、フードプロセッサーがあれば一瞬で完了します。
このように、ご自身の食生活や「どんな手間を減らしたいか」を考えることで、選ぶべき調理家電は自ずと決まってきます。
料理全般の手間を総合的に減らし、調理のバリエーションを豊かにしたいと考えている方には、フードプロセッサーが断然おすすめと言えるでしょう。
フードプロセッサーとミキサーの主な違い
- フードプロセッサー:食材の形を残しつつ、刻んだり混ぜたりして料理の下ごしらえを効率化するのに最適。ハンバーグのタネ、つみれ、パン生地作りなど、固形物の調理が得意。
- ミキサー:水分と一緒に食材を攪拌し、ジュースやスープなど、なめらかな液体状にするのが得意。スムージー、ポタージュ、離乳食作りなどに最適。
山本電気のフードプロセッサーの特徴と概要

山本電気は、1934年に創業した日本の老舗モーターメーカーです。
その長年にわたって培われた精密なモーター技術は、掃除機や電動工具など様々な製品に応用されてきました。
その技術の粋を集めて開発されたのが、MasterCut(マスターカット)シリーズのフードプロセッサーです。
製品の心臓部とも言える最大の特徴は、世界レベルの高性能・静音DCモーターを搭載している点にあります。
多くの家電製品で使われるACモーターとは異なり、DCモーターは回転数をきめ細かく制御できるのが強みです。
モーターの力をギアを介さずダイレクトに刃に伝える「ダイレクトドライブ方式」を採用しており、低速800回転から高速3,000回転まで無段階での速度調整を可能にしました。
これにより、食材の食感を残したい肉の粗挽きから、完全に滑らかなペーストまで、まるでプロの料理人のように思い通りの仕上がりを実現できます。
また、多くのフードプロセッサーがガラス製やプラスチック製の容器を採用する中、山本電気は衛生的で堅牢なステンレス製ワークボウルを一貫して採用しています。
これには、家庭でのハードな使用に応えるための、以下のような大きなメリットがあります。
ステンレス製ワークボウルのメリット
ガラスのように重くて割れる心配がなく、プラスチックのように傷やニオイが付きやすいというデメリットもありません。
熱い食材を冷まさずに入れたり、氷や冷凍フルーツをパワフルに砕いたり、液体を入れても安心して使えたりと、調理の幅を大きく広げます。
ブレードを外せば、そのまま調理用のボウルとして使える手軽さも、日々の調理では非常に重宝するポイントです。
さらに、これだけパワフルな性能を持ちながら、高い静音性を実現しているのも見逃せません。
一般的なフードプロセッサーの稼働音は70dBを超えることもありますが、山本電気の製品はそれよりも静かな設計になっており、集合住宅や小さなお子様がいるご家庭でも、早朝や深夜の時間帯を気にせず使いやすいという嬉しい配慮がなされています。
YE-MM41とMM56の違いは何?MM41を解説

山本電気のフードプロセッサーの中でも、特に人気を二分しているのが「YAMAMOTO マスターカット YE-MM41」と「MICHIBA KITCHEN PRODUCT マスターカット MB-MM56」です。
この2つのモデルは、基本的な構造や性能が非常に似ているため、どちらを選ぶべきか迷う方が後を絶ちません。
ここでは、その違いを明確に比較し、あなたの使い方に合ったモデルを見つけるお手伝いをします。
両者の機能面における最大の違いは、YE-MM41にのみ「断続運転モード」の切り替えスイッチが物理的に搭載されている点です。
この機能をオンにすると、スイッチを指で押し続けなくても、機械が自動で「回転」と「停止」をリズミカルに繰り返してくれます。
これにより、食材の混ぜすぎや練りすぎを防ぎ、例えばハンバーグのタネなら肉の粒感を残し、チーズケーキの生地ならさっくりと混ぜ合わせる、といったプロのような絶妙な仕上がりを簡単に実現します。
一方、MB-MM56にはこの専用スイッチがありません。
しかし、手動でスイッチを「押す・離す」を繰り返すことで、同様の断続運転(パルス運転)を再現することは可能です。
この一手間をどう考えるかが、選択の大きな分かれ道となります。
その他のデザインや価格面での違いを、以下の比較表に詳しくまとめました。
項目 | YAMAMOTO YE-MM41 | MICHIBA MB-MM56 |
---|---|---|
機能的な最大の違い | 断続運転の専用スイッチあり | 断続運転の専用スイッチなし (手動でのパルス運転は可能) |
監修者 | なし | 道場六三郎氏 |
カラーバリエーション | ホワイト、レッド | ホワイト、レッド、シルバー |
メーカー希望小売価格(税込) | 23,800円 | 19,800円 |
スピードダイヤルの表示 | 7段階のゲージ表示 | 4段階のゲージ表示 |
本体サイズ・重量 | 幅21.0cm × 奥行16.0cm × 高さ25.0cm / 約3.1kg (共通) |
モーター性能と基本パワーは全く同じ
スピードダイヤルのゲージ(目盛り)の数に違いはありますが、これはデザイン上の違いに過ぎません。
両モデルに搭載されているDCモーターは全く同じものであり、基本的なパワーや回転数の可変範囲(毎分800~3,000回転)に差はありませんのでご安心ください。
これらの違いを踏まえた結論として、混ぜすぎを防ぐ繊細な仕上がりをボタン一つで実現したい方や、少しでも操作の手間を省きたい方にはYE-MM41が、プロが認めた信頼性と基本性能を、よりコストを抑えて手に入れたい方にはMB-MM56が、それぞれおすすめと言えるでしょう。
監修者である道場六三郎氏について

フードプロセッサーのモデル名を調べていると、「MICHIBA」や「道場六三郎」という名前を目にすることがあります。
これは、人気モデルの一つであるMB-MM56が、「和食の鉄人」として広く知られる国民的料理人・道場六三郎氏の監修を受けていることを示しています。
道場六三郎氏は、1990年代に一世を風靡したテレビ番組「料理の鉄人」で初代”和の鉄人”として無類の強さを誇り、その名を全国に轟かせました。
MB-MM56は、そんな日本の食文化を牽引してきたプロ中のプロが、自身の厨房でも使えるほどのパワーと使いやすさを家庭で実現することを目指して開発された、いわば「プロスペック」のフードプロセッサーという位置づけになります。
実際に、その信頼性の高さと、きめ細やかな仕上がりを実現できる性能から、プロの料理人に倣って調理をしたいと考える多くの料理好きの方々から、絶大な支持を集めています。
「道場モデル」という愛称で呼ばれることも多く、山本電気のフードプロセッサーのブランドイメージと知名度を大きく向上させた、象徴的なモデルと言えるでしょう。
山本電気のフードプロセッサーの付属品は?

山本電気のフードプロセッサー(YE-MM41、MB-MM56共通)は、購入したその日から多彩な調理がすぐに始められるよう、考え抜かれた充実の付属品が標準で同梱されています。
追加で何かを買い足す必要がなく、1台で幅広い調理をカバーできるのが魅力です。基本的なセット内容は以下の通りです。
基本的な付属品リスト
- 本体:パワフルで静かなDCモーターを内蔵。
- ワークボール:衛生的で丈夫なステンレス製容器。
- カバー:食材の飛び散りを防ぐフタ。安全スイッチと連動。
- ブレード:刻む・混ぜる・砕く・こねるなど、最も使用頻度の高い多目的カッター。
- グレーター:大根おろしやリンゴのすりおろしに使う専用刃。
- ドライパッキン:ナッツや乾物など、水分の少ない食材を調理する際に使用。
- ウェットパッキン:スープやジュースなど、液体を扱う際の液漏れを防ぐために使用。
- スパチュラ:容器についた食材を無駄なく集めるためのヘラ。
- レシピブック:すぐに試せる便利なレシピを多数掲載。
- 取扱説明書(保証書):安全な使い方と保証について記載。
特に重要なのが、2種類の刃(ブレードとグレーター)と2種類のパッキンです。
ブレードは「刻む・混ぜる・砕く・こねる」など、日常的な調理のほとんどをカバーします。一方、グレーターは大根おろしやとろろ、チーズを粉状にするといった調理で活躍します。
また、調理する食材に応じてドライパッキンとウェットパッキンを使い分けることで、最高のパフォーマンスを発揮し、液漏れなどのトラブルを防ぐことができます。
これらの付属品を駆使することで、公式に「1台8役」と謳われる多彩な調理をこなせるため、非常にコストパフォーマンスが高いセット内容と言えます。
【用途別】山本電気フードプロセッサーの違い

スムージーも作れる便利なレシピを紹介

山本電気のフードプロセッサーは、そのパワフルなモーター性能を活かし、料理の下ごしらえだけでなく、毎日の健康習慣に役立つスムージーやミックスジュース作りにも十分活用できます。
頑丈なステンレス製のワークボウルと切れ味鋭いブレードは、凍ったフルーツや硬い氷もものともせず、なめらかに粉砕することが可能です。
これにより、ひんやりと冷たいフローズンドリンクやシェイクなどを、いつでも手軽に家庭で楽しむことができます。
ただし、前述の通り、本製品はあくまでフードプロセッサーであり、ミキサーとは構造が異なります。
ミキサーのように完全に繊維を断ち切り、どこまでも滑らかな液体にするというよりは、食材の食感を適度に残した、飲みごたえのある仕上がりになるのが特徴です。
食物繊維をしっかりと感じたい方には、むしろ好ましい仕上がりと言えるでしょう。
簡単バナナと小松菜のグリーンスムージー
- ワークボウルにブレードをセットし、ウェットパッキンをカバーに装着します。
- 一口大に切ったバナナ1本、よく洗ってざく切りにした小松菜1株、牛乳または豆乳150ml、お好みで氷を2~3個入れます。
- カバーをしっかりと閉め、最初は低速で、徐々に速度を上げながら数秒~数十秒間、好みの滑らかさになるまで運転させます。
付属のレシピブックには、バジルソース(ジェノベーゼ)やフムス(ひよこ豆のペースト)、各種ディップソースなど、フードプロセッサーのパワーを活かした多彩なレシピが掲載されています。
まずはブックのレシピを参考に、マシンのパワーや速度調整の感覚に慣れていくのが、使いこなしへの近道です。
このように、毎日のドリンクから、おもてなし料理の一品まで、アイデア次第で無限のレシピに対応できるのが、山本電気フードプロセッサーの大きな魅力です。
パンこね機能の実際のところ

「フードプロセッサーで本当にパンがこねられるの?」と驚く方もいるかもしれませんが、山本電気のフードプロセッサーは、その強力なDCモーターのトルク(回転力)を活かして、面倒なパン生地をこねることも可能です。
手でこねるとなると、10分から15分ほど休みなく力を加え続ける必要があり、初心者にとっては大きなハードルです。
しかし、フードプロセッサーを使えば、材料を投入してスイッチを入れるだけで、わずか1~2分程度で均一な生地が完成します。
時間と体力を大幅に削減できるため、パン作りがぐっと身近なものになるでしょう。
ブレードが材料を効率よく混ぜ合わせ、力強く叩きつけるようにこね上げてくれるため、グルテンがしっかり形成された、なめらかで弾力のある理想的な生地を作ることが可能です。
容量と連続使用時間(定格時間)には注意が必要
とても便利なパンこね機能ですが、注意点もあります。
まず、家庭用のフードプロセッサーであるため、一度にこねられる生地の量には限りがあります(強力粉で約150g程度が目安)。
また、パン生地のような粘り気の強い材料はモーターに大きな負荷をかけるため、製品ごとに定められた定格時間(連続して安全に使用できる時間)を厳守することが非常に重要です。
YE-MM41やMB-MM56の場合、フードプロセッサーとしての定格時間は20分ですが、パンこねのような高負荷作業では、モーターの温度上昇に注意し、適度に休ませながら使用することをおすすめします。
公式サイトの取扱説明書をよく確認し、無理のない範囲で活用してください。
自家製の焼きたてパンを楽しみたいけれど、こねる作業が大変でためらっていた方にとって、この機能は購入の決め手にもなりうる、非常に魅力的なポイントと言えます。
オプションで千切りは可能か

料理の下ごしらえにおいて、野菜の千切りや薄切りは特に手間がかかり、時間も取られる作業の一つです。
この点について、多くの方が「山本電気のフードプロセッサーで、きんぴらごぼうのような千切りはできるのか」と疑問に思われます。
まず明確にしておくべき点として、YE-MM41やMB-MM56に標準で付属している「ブレード」や「グレーター」では、いわゆる千切りや薄切り(スライス)はできません。
これらはあくまで食材を細かく”刻む”(みじん切り)や、”すりおろす”ための刃であり、形状を揃えて薄く切る機能は持っていません。
しかし、諦める必要はありません。
山本電気では、このニーズに応えるための別売りオプションパーツとして「スライサーキット」が用意されています。
このキットを追加購入することで、フードプロセッサーの活用の幅をさらに大きく広げることが可能になります。
スライサーキット(YE-SS17C)で調理の幅がさらに広がる
スライサーキットには、薄切り用の刃、千切り用の刃(太・細の2種類)、そしてそれらを安全に使用するための専用カバーや押し込み棒などがセットになっています。
これを本体に装着すれば、面倒なきんぴらごぼう用の千切り、サラダ用のキュウリや玉ねぎのスライス、野菜炒め用の人参の細切りなども、文字通り一瞬で完了します。
料理の下ごしらえを、さらに徹底的に、完璧に効率化したいと考える方は、本体と合わせての購入を検討する価値が十分にあるでしょう。
参考になる口コミや評判まとめ

製品の実際の使い勝手を知る上で、実際に毎日使っているユーザーの声ほど参考になるものはありません。
ここでは、インターネット上のレビューサイトやECサイトに寄せられた、YE-MM41やMB-MM56に関する代表的な口コミや評判を、ポジティブな点とネガティブな点に分けて客観的にまとめました。
ポジティブな口コミ 👍
- 圧倒的なパワーとスピード:「硬い冷凍肉や氷も数秒で粉砕できるパワーに驚いた」「玉ねぎのみじん切りが一瞬で終わり、涙を流すことがなくなった」など、その処理能力の高さを絶賛する声が多数あります。
- 驚くほどの静音性:「古いフードプロセッサーの爆音とは比べ物にならないほど静か」「子供が寝ている間や朝早くでも気兼ねなく使える」といった、DCモーターならではの静音性に対する評価が非常に高いです。
- 美しい仕上がり:「無段階の速度調整のおかげで、肉の粗挽きからなめらかな鶏団子のタネまで、思い通りの食感に仕上げられる」と、料理のクオリティが上がったことを喜ぶ声が多く見られます。
- 手入れのしやすさ:「部品がシンプルで少なく、ステンレスボウルは油汚れがスルッと落ちるので後片付けが本当に楽」という、日々の使いやすさに関する意見も目立ちます。
- 「もっと早く買えばよかった」:これは最も多く見られる感想の一つで、その圧倒的な利便性から、多くの方が「これまでの調理の苦労は何だったのか」と感じています。
気になる点・ネガティブな口コミ 👎
- 安全装置のセッティングにコツがいる:安全のため、フタとパッキンが本体に正しくセットされていないと作動しない仕組みになっています。このセッティングに慣れるまで、「動かない」と少し戸惑うことがあるようです。
- パッキンの溝がやや洗いにくい:フタのパッキンをはめ込むための細い溝に、ペースト状の食材などが入り込むと、スポンジだけでは少し洗いにくいという声があります。使い古しの歯ブラシや細いブラシなどを使うと簡単に綺麗に洗浄できます。
- 大根おろしの仕上がり:仕上がりに満足する声が多い一方で、大根おろしに関しては「手でおろしたものより少し粗めで、水分が多く出る」という意見も一部見られました。食感を残したい場合には良いですが、きめ細かい仕上がりを求める方には少し物足りないかもしれません。
全体として、いくつかの小さな注意点は存在するものの、それを大きく上回る性能と利便性に、非常に高い満足度を感じているユーザーが圧倒的に多いという印象です。
多くの家庭で「なくてはならない調理の相棒」として活躍していることがうかがえます。
最新モデル「Master Cut+」も登場
YE-MM41やMB-MM56が築き上げた高い評価と信頼をベースに、山本電気はユーザーの声を反映してさらに進化した最新モデル「YAMAMOTO MasterCut+(マスターカットプラス) YE-MM24A」を市場に投入しました。
このモデルは、これまでのマスターカットシリーズの「プロの技術を家庭で再現する」というコンセプトを、さらに高いレベルへと引き上げています。
このモデルの最大の特徴は、業界で初めて「スマートクックモード」を搭載した点です。
これは、調理する食材に合わせて、プログラムされた最適な回転速度や回転制御(回転と停止の組み合わせ)を、機械が自動で行ってくれる画期的な機能です。
スマートクックモードの多彩なプログラム例
- 玉ねぎモード:食材を切りすぎると水分が出てべちゃっとなりがちな玉ねぎを、絶妙な回転制御で食感を残した美しいみじん切りに仕上げます。
- 氷モード:固いロックアイスを、まるで専門店のようなふわふわのかき氷状に仕上げることができます。冷凍フルーツを使えば、そのまま無添加のシャーベットも作れます。
- お肉モード:筋の多い固いすね肉も、粘りを出さずに綺麗なミンチにすることが可能。粗挽きから細挽きまで、好みに合わせて調整ができます。
このほかにも、泡立てに最適なホイップモードや、乳化が難しいマヨネーズ作りを自動化したマヨネーズモードなど、ダイヤルを目的の食材に合わせるだけで、誰でも簡単に失敗なくプロのような仕上がりを再現できます。
面倒な後片付けを助ける「洗浄お助けモード」
さらに、日々の使い勝手を大きく向上させる「洗浄お助けモード」も新たに搭載されました。
使用後のワークボウルに水と食器用洗剤を数滴入れてこのモードを作動させるだけで、刃や容器内部のしつこい油汚れなどを予洗いしてくれます。
これにより、後片付けの手間が格段に楽になりました。
もし、YE-MM41やMB-MM56が「自分で速度やタイミングを調整しながら楽しむマニュアル車」だとすれば、最新のYE-MM24Aは「最適な設定をインテリジェントに行い、誰でも最高のパフォーマンスを引き出せる最新のオートマ車」のような存在です。
調理の失敗をとことん減らし、より手軽に、より確実にプロの味を追求したい方には、こちらの最新モデルが最も満足度の高い選択肢となるでしょう。